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【2025年最新検証】iPhone 15は今買うべき?元ユーザーが語る驚きの真実とコスパ徹底分析

スマートフォン市場は常に進化し続けていますが、特にApple製品は発売から数年経っても高い性能を維持することで知られています。今回は、2023年に発売されたiPhone 15が、2025年の現在でも購入する価値があるのかを徹底検証します。結論からいうと、答えは「場合による」というのが正直なところです。私自身、過去5年間で複数のiPhoneモデルを使用してきた経験から、その魅力と限界についてお話しします。

2025年のiPhone市場における iPhone 15の立ち位置

現在Appleは、手頃な価格帯のスマートフォンを提供するため、最新モデルと共に旧モデルも販売し続ける戦略を取っています。2025年5月現在、iPhone 16シリーズ(iPhone 16、16 Plus、16 Pro、16 Pro Max、そして新しい低価格モデルの16e)が主力製品として販売されていますが、iPhone 15と15 Plusも引き続き公式ラインナップに残されています。

私が昨年までiPhone 13を使用していた経験から言えるのは、Appleデバイスは長期間にわたって優れたパフォーマンスを維持するということです。しかし、新しい機能やテクノロジーの登場により、旧モデルの魅力は相対的に低下していきます。iPhone 15もその例外ではありません。

iPhone 15とiPhone 16/16eの主な違い

プロセッサとAI機能

iPhone 15シリーズはA16 Bionicチップを搭載していますが、iPhone 16シリーズはすべてA18チップの何らかのバリエーションを採用しています。この違いは単なる数字以上の意味を持ちます。

最も重要な違いはApple Intelligenceのサポートです。A16チップを搭載したiPhone 15では、通知の概要作成からVisual Intelligence、ChatGPTの統合までの新しいAI機能を利用することができません。

私自身の経験では、日常使用においてA16とA18の処理速度の違いはそれほど顕著ではありません。LINEやTwitter(現X)、Instagramなどの一般的なアプリの操作感は両者でほとんど変わりません。しかし、「バイオハザード ヴィレッジ」のようなグラフィック負荷の高いゲームをプレイする場合や、大量の写真・動画編集を行う場合には差が出てくるでしょう。

また、メモリ(RAM)の違いも見逃せません。iPhone 15は6GBのRAMを搭載していますが、iPhone 16シリーズは8GBに増強されています。この差は主にApple Intelligenceをスムーズに動作させるためのものですが、マルチタスク処理にも影響します。私が以前使っていたiPhone 13(4GB RAM)と比べると、アプリの切り替えやバックグラウンド処理の安定性は格段に向上しています。

カメラ性能

カメラ機能においては、意外にもiPhone 15はiPhone 16eよりも優れている点が多いです。

iPhone 15は48メガピクセルのメインカメラと13メガピクセルの超広角カメラを搭載しています。一方、iPhone 16eには超広角カメラが搭載されていません。風景や建築物の撮影、室内の狭いスペースでの撮影を頻繁に行う方にとって、これは大きな違いです。

私が先月家族旅行で京都を訪れた際、寺院の広い庭園から狭い室内まで様々な場面で超広角レンズが非常に重宝しました。歴史的建造物の全景を一枚に収められるのは、超広角レンズならではの魅力です。この機能がないiPhone 16eでは、同じような写真を撮ることは難しいでしょう。

また、iPhone 15にはポートレートモードでの後からのフォーカス調整機能や、動画撮影時の手ブレを抑える「アクションモード」、背景をぼかす「シネマティックモード」といった機能も搭載されています。これらの機能はiPhone 16eには搭載されていません。

一方で、iPhone 16シリーズの標準モデルには、マクロ撮影機能やVision Proで体験できる空間写真・動画のサポートなど、iPhone 15にはない新機能も搭載されています。しかし、一般的な写真撮影においては、ほとんどの場面でiPhone 15とiPhone 16の画質差は見分けがつかないほど小さいと言えるでしょう。

バッテリー持ちとワイヤレス充電

バッテリー寿命については、iPhone 15(標準モデル)は他のモデルに比べてやや見劣りします。Appleの公式データによると、iPhone 15は約20時間のビデオ再生が可能ですが、iPhone 16は22時間、iPhone 16eに至っては26時間の持続時間を誇ります。

私の実体験では、iPhone 15の通常使用でのバッテリー持ちは1日中十分に持ちますが、旅行中などスマホを集中的に使用する日には、夕方には充電が必要になることがありました。頻繁に外出する方や、充電する機会が限られる方にとっては、この差は無視できないかもしれません。

ワイヤレス充電に関しては、iPhone 15はMagSafe対応で15Wの充電速度を実現します。これはiPhone 16eの7.5W Qi充電よりも高速ですが、iPhone 16の25Wには及びません。

個人的にMagSafeの価値は充電速度だけでなく、MagSafe対応のカードケースや車載ホルダーなどのアクセサリが使える点にあると感じています。特に私が愛用している車載ホルダーは、ワンタッチで装着でき、カーナビとして使用する際に非常に便利です。この点でもiPhone 15はiPhone 16eより優れていると言えるでしょう。

その他の注目すべき機能差

iPhone 15にはDynamic Island(ダイナミックアイランド)機能が搭載されています。これは画面上部の切り欠き部分を利用して、音楽再生コントロールやタイマー、出前の配達状況などを表示できる便利な機能です。一方、iPhone 16eにはこの機能がありません。

私は日常的にSpotifyで音楽を聴きながら作業することが多いのですが、Dynamic Islandを使えば、アプリを切り替えることなく曲の操作ができるので非常に重宝しています。また、Uber Eatsの配達状況をリアルタイムで確認できるのも便利です。

通信面では、iPhone 16がWi-Fi 7に対応しているのに対し、iPhone 15はWi-Fi 6Eまでの対応です。また、iPhone 16eはmmWaveと呼ばれる最速の5G規格に対応していません。ただ、日本国内ではmmWaveの普及はまだ限定的であり、Wi-Fi 7対応ルーターも一般家庭にはあまり普及していないため、現時点ではこの差はそれほど重要ではないでしょう。

物理ボタンの違いも注目点です。iPhone 16シリーズにはミュートスイッチの代わりにカスタマイズ可能なアクションボタンが搭載されていますが、iPhone 15にはこの機能がありません。アクションボタンは便利ですが、個人的には長年使い慣れたミュートスイッチも捨てがたい魅力があると感じています。

2025年にiPhone 15を購入すべき人

以上の比較を踏まえて、2025年の現在でもiPhone 15が適している人の特徴をまとめてみました:

  1. 予算を重視する人:新品のiPhone 16シリーズよりも安価に購入できるため、コストパフォーマンスを重視する方に向いています。特に中古品や再生品を検討できる方なら、さらにお得に入手できるでしょう。
  2. カメラ機能を重視する人:超広角カメラや各種カメラ機能を使いたい方にとっては、iPhone 16eよりもiPhone 15の方が満足度が高いでしょう。
  3. MagSafeアクセサリを活用したい人:MagSafe対応のアクセサリを使いたい方は、iPhone 15の方がiPhone 16eよりも適しています。
  4. Dynamic Islandの便利さを体験したい人:マルチタスク操作を効率化できるDynamic Island機能は、iPhone 15の大きな魅力の一つです。
  5. Apple Intelligenceにこだわらない人:AIアシスタント機能やVisual Intelligenceなどの最新AI機能が必須でない方なら、iPhone 15でも十分快適に使用できるでしょう。

購入するならどこで?いくらが適正?

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iPhone 15を購入する場合、Apple公式ストアでの販売価格(699ドル/約10万円〜)は決して安くありません。2年近く経過した製品としては、やや割高感があります。

私がおすすめするのは、認定再生品や良質な中古品を探すことです。Amazonなどのオンラインショップでは、認定再生品が約8万5千円程度で販売されていることもあります。また、フリマアプリなどのプラットフォームでは、SIMフリーのiPhone 15 Proが約10万円程度で見つかることもあります。

家電量販店の整備品やメルカリなどのフリマアプリで、状態の良いiPhone 15を7〜8万円程度で見つけることができます。私の友人は先月、メルカリで美品のiPhone 15を75,000円で購入し、非常に満足しています。

ただし、9月頃には次期モデルとなるiPhone 17シリーズの発売が予想されています。その時点でiPhone 16の価格が下がり、iPhone 15は公式販売が終了する可能性が高いです。購入を検討されている方は、この点も考慮に入れる必要があるでしょう。

私の経験から:iPhone 15を1年使ってみて

私は昨年9ヶ月間iPhone 15を使用していました(現在はiPhone 16 Proに機種変更)。その経験から言えるのは、A16チップは日常使用において十分なパワーを持っているということです。LINEやTwitter、Instagram、YouTubeなどの一般的なアプリはすべてスムーズに動作し、ゲームも問題なくプレイできました。

カメラ性能も十分満足できるレベルです。特に48MPのメインカメラは、明るい場所でも暗い場所でも素晴らしい写真を撮影できます。超広角カメラも風景撮影で大活躍しました。

バッテリーについては、通常使用であれば1日持ちますが、GPSナビやカメラを多用する旅行中には予備バッテリーが必要になることもありました。

唯一物足りなく感じたのは、最新のApple Intelligence機能が使えないことですが、これが日常使用に大きく影響することはありませんでした。

まとめ:iPhone 15は2025年でも買う価値があるか?

iPhone 15は2025年の現在でも、十分に検討する価値のあるスマートフォンだと言えます。特に以下の点が魅力です:

  • 優れたカメラシステム:超広角カメラを含む充実したカメラ機能
  • MagSafeサポート:便利なアクセサリが使える拡張性
  • Dynamic Island:効率的なマルチタスクを実現

ただし、Apple公式価格約11万円は、2年近く経過した製品としては高すぎると言わざるを得ません。中古品や再生品を探して、6〜8万円程度で購入できれば、非常に良いコストパフォーマンスと言えるでしょう。

最新のApple Intelligence機能やWi-Fi 7対応、最長のバッテリー持ちを求める方は、iPhone 16シリーズを検討した方が良いかもしれません。しかし、カメラ性能やMagSafe対応、Dynamic Islandなどの機能を重視する方にとっては、iPhone 15はiPhone 16eよりも優れた選択肢となり得ます。

最終的には、ご自身の優先順位(予算、機能、将来性)に基づいて判断することをおすすめします。私の経験から言えることは、iPhone 15は2025年でも十分実用的で魅力的なスマートフォンだということです。特に適正価格で入手できれば、その価値はさらに高まるでしょう。

今後もスマートフォン市場は急速に変化していきますが、iPhone 15のような優れた基本性能を持つデバイスは、発売から数年経っても十分に活躍してくれることでしょう。