もう一度注目したい!今こそ見直すべきUSBデバイス4選

みなさんは「USB-C」と聞いて、何を思い浮かべますか?最新のスマートフォンやノートパソコンに搭載されている、あの便利な端子ですよね。
実は今、このUSB-Cの普及によって、かつて時代遅れと思われていたデバイスたちが静かに復活を遂げつつあるんです。USB Type-Cコネクタ市場は2024年に約6,500億円の規模となり、2033年までに年平均成長率20%を超えるペースで拡大しています。この波に乗って、昔懐かしいあのデバイスたちが、新しい形で私たちの生活に戻ってきているんです。
今日は、そんな「再び注目したいUSBデバイス」を4つご紹介します。ストリーミング全盛の今だからこそ、これらのデバイスが持つ独自の価値が見えてくるはずです。
USB-Cがもたらした革命とは?
本題に入る前に、なぜ今USB-Cが重要なのかを簡単に説明しますね。
従来のUSB規格では、多くのアクセサリが消費電力を抑えたり、別途電源アダプターを必要としていました。しかし、USB-Cは最大240Wまでの電力供給に対応し、たった1本のケーブルで充電とデータ転送、さらには映像出力まで可能になったんです。
私が初めてUSB-Cポータブルモニターを使ったときは、本当に感動しました。ケーブル1本でノートPCとつなぐだけで、電源もデータもすべて完結する。わずか10年前には考えられなかった世界です。
世界的な標準化の流れ
さらに重要なのが、EUが2024年末までにモバイルデバイスでUSB Type-Cを標準化し、2026年春までにノートパソコンでも義務化したこと。サウジアラビアも2025年1月から全てのスマートフォンにUSB Type-C充電ポートの搭載を義務付けました。
この動きはただの統一規格化ではありません。充電器やケーブルの無駄を減らし、年間約15トンの廃棄物削減につながるという環境面でのメリットもあるんです。
外付けBlu-ray・DVDドライブ:映画好きの秘密兵器

なぜ今、光学ドライブなのか?
「え、まだディスク使ってるの?」と思われるかもしれません。確かに、NetflixやDisney+があれば、ほとんどの映画やドラマは観られますよね。
でも、ここに落とし穴があるんです。私も先日、お気に入りのドキュメンタリーシリーズが突然配信終了してしまい、ショックを受けました。ストリーミングサービスは便利ですが、ライセンスの都合で作品が突然消えてしまうことがあるんです。
一方、物理メディアを持っていれば、その作品は永遠にあなたのもの。配信されていない名作映画や、地域限定のドキュメンタリー、さらには地元の図書館で借りられる膨大なコレクションにアクセスできます。
最新の外付けドライブの実力
2025年現在の外付けBlu-rayドライブは、USB-Cのおかげで驚くほど進化しています。USB 3.x(Gen1相当)によるバスパワー型の小型機は、ケーブル1本で給電と通信をまとめられるので、持ち運びもラクラクです。
私が最近購入したのは、バッファローのBRXL-PT6U3シリーズ。約1万5,000円程度で、4K Ultra HD Blu-rayにも対応しています。MacでもWindowsでも使えて、ChromeOSにも対応しているので、家にあるどのデバイスでも使えるのが便利です。
【実際の使用感】
- セットアップは超簡単:USBケーブルを挿すだけで認識
- 映画1本(約2時間)の再生で発熱や騒音なし
- M-DISC対応で、大切な思い出を100年以上保存可能
図書館活用術
ここで一つ裏技をお教えしましょう。多くの公立図書館には、DVD・Blu-rayの貸出コレクションがあるんです。私の地元の図書館だけでも、500タイトル以上の映画・ドキュメンタリーがあります。
月額1,000円以上するストリーミングサービスと比べて、図書館は無料。外付けドライブさえあれば、最もコスパの良いエンターテイメント環境が整います。
音楽プレーヤー&フラッシュドライブ:オフライン音楽の自由

なぜスマホじゃダメなのか?
「音楽ならスマホで十分じゃない?」という声が聞こえてきそうです。確かに、Apple MusicやSpotifyがあれば、何百万曲にもアクセスできます。
でも、こんな経験はありませんか?
- 地下鉄やトンネルで音楽が途切れる
- 通信制限がかかって低画質モードに
- サブスク料金(月額約1,500円)の支払いが負担
- お気に入りのアーティストがサービスから消える
私も先月、お気に入りのインディーズバンドの曲がSpotifyから削除されて、がっくりきました。そのとき、「やっぱり音楽ファイルを手元に持っておくべきだった」と痛感したんです。
USB音楽プレーヤーの魅力
最近のUSB音楽プレーヤーは、想像以上に進化しています。車のUSBポートに挿すだけで使えるタイプや、ランニング用の超小型タイプなど、用途に合わせて選べます。
問題は、市場に出回っている製品の多くが、安っぽい作りだったり、重要な機能が欠けていること。Bluetooth対応、プレイリスト機能、FLACやOGGといったロスレスフォーマットへの対応——これらをすべて備えて、約7,500円以下で買えるデバイスはまだ少ないのが現状です。
Bandcamp世代の音楽の楽しみ方
音楽配信プラットフォーム「Bandcamp」では、アーティストから直接音楽を購入できます。私もここ数年、メジャーレーベルに所属していないアーティストの音楽をBandcampで購入するようになりました。
購入した音楽ファイルは完全に自分のもの。サービスが終了しても、サブスク契約を解除しても、ずっと聴き続けられます。こういった「所有する音楽」の価値を改めて感じている人が、実は増えているんです。
テレビチューナー:無料コンテンツへの扉
忘れられた地上波の価値
USBテレビチューナーの全盛期は2000年代後半でした。当時はコンピューターをDVR(デジタルビデオレコーダー)に変える夢のデバイスとして注目されましたが、ストリーミングサービスの台頭で忘れ去られてしまいました。
でも、地上波放送には今でも価値があります。NHKをはじめとする地上波放送は、災害時の情報源としても重要です。
理想のUSBチューナーとは?
正直に言うと、現在市場に出回っているUSBチューナーの多くは、使い勝手が良くありません。専用ソフトウェアが必要だったり、大容量ストレージを用意する必要があったり。
私が理想とするのは、こんなデバイスです:
- テレビのHDMI端子に直接接続できるスティック型
- スマホアプリで録画予約や視聴ができる
- 内蔵ストレージまたはクラウド保存に対応
- セットアップが5分以内に完了
こういった製品が登場すれば、ケーブルテレビやストリーミングサービスに頼らずとも、充実したテレビライフが送れるはずです。
レトロゲームシステム:懐かしさと法的問題のはざまで
中間的な選択肢が欲しい理由
レトロゲーム機市場は、二極化しています。一方には数千円で買える粗悪品、もう一方には約15,000円以上するハイエンドモデル。その中間、つまり約7,500円程度で、そこそこの品質とプリインストールゲームを備えた製品が少ないんです。
私も先日、懐かしさに駆られて安価なレトロゲーム機を購入したのですが、画質の粗さと操作性の悪さにがっかりしました。一方、ソニーや任天堂の公式レトロコンソールは素晴らしいのですが、限定生産で入手困難なことが多いんです。
法的な壁
ここには大きな問題があります。多くの安価なレトロゲーム機は、エミュレーター自体は合法でも、使用しているROMファイルは著作権的にグレーゾーンまたは違法なケースが多いんです。
大手ゲームメーカーは自社のレトロゲーム機を出していますが、基本的には新作ゲームが遊べる最新ハードウェアの販売に注力しています。30〜40年前のゲームだけを遊ぶための専用機は、ビジネスとして成立しにくいのが現実です。
希望はあるのか?
個人的には、プリインストールゲームを減らして、その分価格を抑えた「自分でゲームを追加できるプラットフォーム」があればいいと思っています。合法的に購入したレトロゲームのデータを読み込める、オープンなシステムです。
ただ、これはニッチすぎて大量生産には向かないかもしれません。衝動買いするほど安くはなく、一般ユーザーが少し余分にお金を払うほど便利でも高性能でもない。それでも、レトロゲーム愛好家の一人として、希望は捨てていません。
USB-Cドッキングステーションという選択肢
ここまで読んでくださった中級者以上の方に、もう一つのアイデアを提案します。それは、「USB-Cドッキングステーション」の活用です。
2024年の時点で、新しくリリースされたラップトップの72%以上が世界的にUSB Type-Cポートを搭載しています。また、企業のIT部門の61%以上がハードウェアエコシステムをUSB Type-Cに移行している状況です。
USB-Cドッキングステーションを使えば、以下が1本のケーブルで実現できます:
- 4Kディスプレイ出力
- 有線LANによる安定したネットワーク接続
- 複数のUSBデバイス接続
- 最大100Wの電源供給
私は在宅勤務が増えてから、AnkerのUSB-Cドッキングステーション(約12,000円)を導入しました。帰宅後、ノートPCをケーブル1本で接続するだけで、デュアルモニター環境+外付けBlu-rayドライブ+USB音楽プレーヤーのすべてが使える環境が整います。
Thunderbolt 4とUSB4の拡大により、40 Gbpsの転送速度とデュアル4Kディスプレイまたは1つの8Kディスプレイのサポートが可能になっているので、今後さらに可能性が広がるでしょう。
まとめ:所有することの価値を見直そう
ストリーミング全盛の時代だからこそ、改めて「物理メディアを所有すること」の価値が見直されています。
- 外付けBlu-rayドライブ:図書館のコレクションや配信されていない名作にアクセス
- USB音楽プレーヤー:サブスク契約に依存しない、真の音楽ライブラリ
- USBテレビチューナー:無料の地上波コンテンツを最大限活用
- レトロゲームシステム:懐かしいゲーム体験を手軽に
USB-Cの普及によって、これらのデバイスは以前よりもずっと使いやすく、持ち運びやすくなりました。ケーブル1本で電源もデータも完結する世界は、本当に便利です。
私自身、最初は「今さらディスクドライブ?」と懐疑的でしたが、実際に使ってみると、ストリーミングでは得られない自由と安心感があることに気づきました。月額料金を気にせず、好きな時に好きなコンテンツを楽しめる。これこそが、デジタル時代における本当の豊かさかもしれません。
あなたも、かつて手放したデバイスたち、もう一度見直してみませんか?意外な発見があるかもしれませんよ。













