ハイサイ!ガジェオキです。 2月の沖縄、相変わらず「冬」という概念がバグってますね。気温20度超え、そして湿度は安定の70%オーバー。 観光客の皆さんは「あったか〜い!」と喜びますが、我々県民にとっては「カビとのデスマッチ」のゴングが鳴る季節でもあります。

今回は、2026年の最新ガジェット環境(Matter対応機器)をフル活用して、「人間が何もしなくても勝手に湿度が60%以下に保たれる要塞」を構築する方法を紹介します。

過去に私がやらかした総額20万円以上のカビ被害(失敗談)も供養として晒しますので、反面教師にしてくださいね。

なぜ「自動化」が必要なのか?人間は24時間監視できない

結論から言うと、「気がついた時に除湿機をつける」という運用は、沖縄では敗北を意味します。

  • 留守中が一番危険:仕事に行っている昼間、閉め切った部屋の湿度はサウナ状態。
  • 寝ている間もカビは育つ:夜中に除湿機のタンクが満水で止まっていた時の絶望感、味わったことありますか?

2026年の今、スマートホーム規格「Matter」が普及し、メーカーの垣根を超えた連携が超安定しました。これを使わない手はありません。

【閲覧注意】私の失敗談:カビによる損害総額、約21万円

あれは2年前、2024年の梅雨入り前のことでした。「まだ大丈夫だろう」と油断して、除湿機をかけずに3日ほど旅行に出かけたんですね。 帰宅してクローゼットを開けた瞬間、独特の「あの臭い」が鼻を突きました。

被害リスト:

  1. 一眼レフのレンズ(2本):内部にクモの巣状のカビが発生。修理代 約45,000円
  2. お気に入りの革ジャン(ラムレザー):全体が白く粉を吹いたようになり、クリーニングに出すも完全には戻らず。購入額 約120,000円相当がゴミに。
  3. 礼服・スーツ:クリーニング代 約15,000円
  4. 精神的ダメージ:プライスレス(甚大)。

「ケチってスマートハブを買わなかった代償」としては、あまりに高すぎました。この悲劇を繰り返さないために、私は家のスマート化を誓ったのです。

2026年流:湿度60%以下を死守する鉄壁の布陣

それでは、カビを寄せ付けない具体的なオートメーション設定を紹介します。

1. 用意する機材(三種の神器)

2026年現在、最も安定してコスパが良いのは以下の組み合わせです。

  • 司令塔:SwitchBot ハブ2(Matter対応)
    • 温湿度計機能が内蔵されているので、これを部屋の中心に置きます。Matterブリッジ機能のおかげで、Apple HomeKitやGoogle Homeとの連携も爆速になりました。
  • 実行部隊A:コンプレッサー式除湿機(非スマート家電でOK)
    • 除湿機はまだ「SwitchBot製」が出ていないので(出してくれ!)、三菱やコロナなどの「強力なコンプレッサー式」を使います。
    • 重要ポイント:「コンセントを抜いて、もう一度差すと運転再開するタイプ」を選んでください。これならスマートプラグで制御できます。
  • 実行部隊B:SwitchBot プラグミニ(Matter対応)
    • 除湿機の電源のON/OFFを物理的に管理します。
  • 援護射撃:サーキュレーター
    • 空気を撹拌して、部屋の隅々の湿気を飛ばします。

2. オートメーション設定レシピ(SwitchBotアプリ編)

一番シンプルで失敗がない設定です。Matter経由でAppleの「ホーム」アプリで組むのもオシャレですが、SwitchBotアプリ内で完結させたほうが反応が早いです。

【シーン1:除湿開始プロトコル】

  • トリガー(条件):ハブ2の湿度が 63% 以上になったら
  • アクション(実行)
    1. SwitchBotプラグミニ(除湿機)を ON
    2. サーキュレーターを ON(首振り・強)
    3. スマホに通知:「湿度が上昇中。除湿防衛ラインを展開します」

【シーン2:任務完了・待機モード】

  • トリガー(条件):ハブ2の湿度が 55% 以下になったら
  • アクション(実行)
    1. SwitchBotプラグミニ(除湿機)を OFF
    2. サーキュレーターを OFF
    3. スマホに通知:「湿度が正常値に戻りました。待機モードに移行」

ポイント解説: ONとOFFの湿度に差(ヒステリシス)をつけるのがコツです。60%でON、59%でOFFにすると、ガチガチと頻繁に電源が入ったり切れたりして除湿機の寿命を縮めます。

【コラム】「相対湿度」に騙されるな!「絶対湿度」を見よ

ここだけのマニアックな話をします。 一般的に私たちが「湿度」と呼んでいるのは「相対湿度(%)」ですが、実はカビ対策において本当に監視すべきは「絶対湿度(g/m³)」です。

空気中に含まれる水分の「量」そのものを示す数値で、気温が変化してもこの値は変わりません。 カビやダニが爆発的に増殖するのは、絶対湿度が 11g/m³ を超えたあたりからです。

Matter 1.4以降に対応した高度なハブやHome Assistantを使っている方は、トリガーを「相対湿度60%」ではなく「絶対湿度11g/m³以上」に設定すると、気温の変化に左右されない、よりプロフェッショナルな管理が可能になりますよ。

まとめ:初期投資2万円で、20万円の損害を防ぐ

今回紹介した機材(ハブ2、プラグミニなど)を全部揃えても、初期投資は2〜3万円程度です。 これで、私のように革ジャンをカビさせたり、レンズをダメにするリスクがほぼゼロになるなら、安い保険だと思いませんか?

「沖縄の湿気は自然災害」です。根性やこまめな換気で戦うのはやめて、テクノロジーに任せてしまいましょう。 カラッとした部屋で飲むオリオンビールは、最高に美味しいですよ!